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【前編】HHKBの打鍵感とキー配列は本当に最高なのか?

憧れのHHKB、高価なキーボードは「お試し」が必須だった

HHKB(Happy Hacking Keyboard)という名前は知っているけれど、高価だし、独特のキー配列も不安…。私もそうでした。高級キーボードの打鍵感が気になりつつも、いきなり購入する勇気が出ませんでした。

そこで今回は、実際にHHKBを試せるタッチ&トライスポット「BASECAMP」へ。実際にHHKBを触ってみて、私がまず感じたのは、その**「道具としての揺るぎない打鍵感」**です。
PFU社は、HHKBを実際に体験できる場所として、全国各地に**「HHKBタッチ&トライスポット」**を設けています。

これらのスポットでは、HHKB Professionalシリーズはもちろん、最新のHHKB Studioまで、主要なモデルを直接手に取って試すことができます。

公式サイト: HHKBタッチ&トライスポット

この公式サイトからお近くのスポットを見つけ、あなたのタイピングライフを変える最高のキーボードを、ぜひ実際に試してみてください。

ふわふわでもカチカチでもない「スコスコ」という打鍵感

HHKBが採用する静電容量無接点方式は、独特の打鍵感を生み出します。キーを押した感触は、メンブレンのような「ふわふわ」でも、メカニカルキーボードのような「カチカチ」というクリック感でもありません。例えるなら、**「スコスコ」**という、底打ちすることなく吸い込まれるような感覚です。

この感触は、長時間タイピングしても指に負担がかかりにくく、スムーズな入力を可能にしてくれます。Type-Sモデルを試すと、その静音性からさらに洗練された**「コトコト」**という音に変わり、まるで指が雲の上を滑っているような感覚にさえなりました。

HHKB Studioの「安定感」に驚いた

これまでのHHKBシリーズとは異なるコンセプトで開発されたHHKB Studioも試してみました。すると、従来のモデルとは全く違う、**「しっかりとしたボディと安定した打鍵感」**に驚かされました。キーが全くぐらつかず、どのキーを押しても同じ感触で安定して入力できます。しっかりとした重量感も、タイピング時の安定感に貢献していると感じました。

モデル名打鍵感の傾向特徴
HHKB Professional (静電容量無接点方式)軽やかで滑らか疲れにくく、指に負担がかかりにくい
HHKB Studio (メカニカルスイッチ)しっかりと安定誤入力が少なく、正確なタイピングが可能

HHKBは、単に高価なキーボードというだけでなく、入力する人の好みに合わせて「道具」としての振る舞いを変える、奥深いキーボードなのだと感じました。

独特なキー配列は「使いにくさ」か「合理性」か

HHKBのもう一つの特徴は、その独特なキー配列です。特に、半角/全角キーが存在しない点は多くの人が戸惑うでしょう。正直なところ、慣れるまではややこしく感じます。

しかし、ホームポジションから手をほとんど動かすことなく、Fnキーとの組み合わせで様々な操作をこなすこの配列は、一度慣れてしまうと他のキーボードには戻れないほどの合理性を秘めています。この配列も、毎日使いこなして初めてその真価がわかるもの。だからこそ、購入前の「お試し」が不可欠だと強く感じました。