
月末で財布が心もとない時、でも美味しいものが食べたい…そんな日にぴったりのパスタがあります。その名も「貧乏人のパスタ」。名前の由来は諸説ありますが、手に入りやすい材料で作れる、素朴ながらも奥深い味わいが魅力です。
卵とチーズを使うことから、一見カルボナーラと似ていますが、まったく違う美味しさ。今回はシンプルながら、一度食べたらやみつきになるこのパスタのレシピを紹介します。
材料(1人分)
- パスタ:お好みの量(大盛りなら100g、少なめなら70g程度)
- パルメザンチーズ:適量(ブロックを削ったものがベスト)クラフトの緑のものでもOK
- 卵:1個
- にんにく:1かけ
- 黒コショウ:お好みの量
- オリーブオイル:大さじ1〜2
- 塩:パスタを茹でる用
驚くほど簡単な作り方
- お湯を沸かす パスタを茹でるお湯をたっぷり沸かし、にんにくはみじん切りにしておきます。にんにくは少なめでも大丈夫です。
- パスタを茹でる お湯が沸いたら、**「味噌汁ぐらいの塩味」**になるように塩をたっぷり入れ、パスタを茹で始めます。この塩加減がパスタの美味しさを大きく左右します。
- 目玉焼きを作る パスタを茹でている間に、フライパンで目玉焼きを焼きます。洗い物を減らすため、焼きあがったらお皿によけておきましょう。半熟がおすすめです。
- ソースを作る 同じフライパンにオリーブオイルとにんにくを加え、弱火でじっくり炒めて香りを引き出します。
- パスタと絡める 茹であがったパスタをフライパンに加え、オリーブオイルを回しかけて軽く混ぜます。ソースがないため、パスタの茹で汁を少し加えて調整してください。
- 盛り付けて完成! お皿にパスタを盛り付け、上に目玉焼きを乗せます。パルメザンチーズ、黒コショウ、オリーブオイルをたっぷり回しかけたら完成です。
にんにくの香ばしさ、オリーブオイルの華やかさ、目玉焼きのコク、黒コショウの爽やかな辛さ、そしてチーズのうま味が幾重にも重なり合う、シンプルながらも奥深い味わいです。
名前は知っていても食べたことがないという人は、ぜひ一度試してみてください。きっとカルボナーラ好きの方にも気に入っていただけるはずです。