
グリーチャ、と聞くと「モンスター?」と思うかもしれませんが、実は本場ローマの伝統的なパスタなんです。
アマトリチャーナからトマトを除いた「アマトリチャーナ・ビアンコ」とも呼ばれ、パンチェッタやチーズの塩味と、玉ねぎや脂の甘みが織りなす絶妙なバランスが魅力です。
今回は、家庭でも作りやすいようにアレンジした、簡単なのに本格的なグリーチャのレシピを紹介します。冷やした白ワインとの相性も抜群ですよ。
材料(1人分)
- パスタ:お好みの量(大盛りなら100g、少なめなら70g程度)私はいつものガロファロ1.5mm
- パンチェッタ(ベーコンでも可):30g程度
- 玉ねぎ:中サイズ1/4個
- にんにく:1かけ
- パルメザンチーズ:適量(ブロックを削ったものがおすすめ)
- 黒コショウ:お好みの量
- オリーブオイル:大さじ1〜2
- 塩:パスタを茹でる用
15分で作れる!簡単グリーチャの作り方
- お湯を沸かす パスタを茹でるお湯をたっぷり沸かし、にんにくはみじん切り、玉ねぎはスライスしておきます。
- パスタを茹でる お湯が沸いたら、**「味噌汁ぐらいの塩味」**になるように塩をたっぷり入れ、パスタを茹で始めます。この塩加減がパスタの美味しさを左右するので、しっかり入れるのがポイントです。
- ソースを作る フライパンにオリーブオイルとにんにくを入れ、弱火でじっくり炒めます。にんにくがきつね色になったら取り出し、パンチェッタを加えてうまみを引き出します。
- 玉ねぎを加える パンチェッタから脂が出てきたら、玉ねぎを加えて軽く火を通します。玉ねぎはドロッとさせず、シャキシャキ感を残すのが今回のレシピのポイントです。
- 仕上げ 茹であがったパスタをフライパンに加え、パスタの茹で汁を少量加えて全体を混ぜ合わせます。水分が足りない場合は、水を少量足して調整してください。
- 盛り付けて完成! お皿にパスタを盛り付け、最後に削ったパルメザンチーズ、炒めたにんにく、黒コショウをたっぷりかけて完成です。
玉ねぎとパンチェッタの甘みと塩味、そしてチーズのうま味が口の中で幾重にも重なり、至福のひとときを味わえます。シンプルながら奥深いローマの味を、ぜひおうちで試してみてください。