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夢の代替機は手元にあった!SONY RX100III(DSC-RX100M3)売却で気づいた断捨離の真実

先日、長年愛用してきたSONY RX100III(DSC-RX100M3)を手放しました。このカメラのレビューはコチラ

愛機を手放したことで、より良い料理写真を少ない機材で撮る方法を突き詰めました。この体験は、料理ブログを発信するお小遣い派のカメラ選びに役立ちます。
コンデジの王様と言われるだけあり、本当に小さな不満もなく多くの素晴らしい写真を残してくれた名機です。しかし、近年、起動や動作のわずかな遅さが気になり始め、新しいカメラを迎えるために放出を決断しました。

ここから始まったのは、カメラ好きなら誰もが通るであろう**「Web難民」**の道です。

SONY RX100III(DSC-RX100M3)の後継機を探す、Web難民の日々

SONY RX100III(DSC-RX100M3)は手放したものの、やはり高性能なコンパクトデジタルカメラ(コンデジ)のポジションは空けておきたくない。そこで、真っ先に後継機を検討しました。

  1. SONY RX100 V(DSC-RX100M5A): 順当なスペックアップ。動作も速くなり、AF性能も文句なし。しかし、中古でもまだ高い!気軽な持ち出し用としては、予算的にメリットが少ないと感じました。
  2. SONY ZV-1: 動画性能に特化していますが、静止画も十分。ファインダーは不要なので、スペック的にはM5と大きく変わらないZV-1が浮上しました。動作も機敏で魅力的でしたが、それでもお小遣いの範囲でポンと買える値段ではありません。

他にも各社のコンデジを見ましたが、なかなか値段が折り合わず、毎晩のようにネットで「ZV-1 中古」を検索するWeb難民になっていました。

「早く次のカメラを買ってしまおう」「次の週末はどのカメラでスナップを撮ろう」と、もはや買うことが目的になっていた気がします。

断捨離のきっかけは「手元の宝物」の再発見

そんなとき、ふと自分の手元にあるカメラに目をやりました。

そこには、世界最軽量のファインダー付きフルサイズ機、SONY α7cが。

いつも装着しているのは、驚くほど軽量な標準ズームFE 28-60mm F4-5.6のレンズ。

「あれ?これをもっと使えばいいのでは?」

SONY RX100III(DSC-RX100M3)を売却してまで探していた「軽快に持ち運べる、高性能なカメラ」は、既に僕のメイン機として手元にあったのです。

さらに、持て余していたSonnar T* FE 55mm F1.8 ZAの存在も思い出しました。素晴らしいレンズなのに、近年は「特別な一本」として防湿庫に眠らせていました。

「買うこと」から「愛でること」への価値観の転換

最近の僕は、色々なカメラを所持していただけで、深く、じっくりと使い込むことがありませんでした。

このα7cと2本の高性能レンズこそが、まさに**「お小遣いの範囲で手に入れた最高の機材」**です。

そう気づいたら、新しいコンデジへの物欲はスッキリと消え去りました。

断捨離の答えは**「新たな物を買うこと」ではなく、「手元の愛機を徹底的に愛でること」**でした。

次回は、このSONY α7cにどのようなカスタマイズと保護を施したかをお話ししたいと思います。

愛機α7cが、僕の最強の「コンデジ代わり」です!

撮影はPixel 9 撮影後、PhotoShop で現像加工