
こんにちは! cookfilm.blog管理人のmuunです。
秋の気配を感じる今日この頃。仕事終わりのビールと、それに合うちょっと贅沢な一皿が欲しくなりますよね。
秋の味覚といえばサンマですが、正直、魚を焼いて骨を取って…と考えると、疲れた体には少々手が出しづらいのが現実です。
そこで今回は、調理が簡単なのに**「食べた瞬間に秋が広がる」贅沢パスタをご紹介します。主役は釜揚げシラスと、爽やかな香りのカボス**です。
手間をかけずに本格的な旬の味を楽しめる、マリナーラソースベースの絶品レシピをご堪能あれ!
材料(1人分)写真は2人前

材料名 | 分量 | 備考 |
---|---|---|
パスタ | 100g | 今回は1.7mmを使用。太すぎず細すぎず、ソースと絡みやすいです。 |
釜揚げシラス | 50g | 旨味の主役。多めが贅沢です。 |
カボス | 1個 | 絞り汁と皮の両方を使います。 |
カイワレ大根 | 1パック | 辛味と食感のアクセントに。 |
トマトペースト | 約20g | トマト缶不要!旨味が凝縮したチューブタイプが便利です。 |
アンチョビペースト | 約10g | 魚介のコクと塩味をプラスします。 |
ニンニク | 1かけ | 刻んで使用。疲労回復にも◎ |
オリーブオイル | 適量 | 炒め用と仕上げ用で分けると味が格段にアップします。 |
塩 | 適量 | パスタを茹でる用。 |
調理手順
このパスタは、パスタを茹でる時間に合わせてソースを仕上げる、時短レシピです!写真は2人前です。。



- パスタを茹で始める まずはたっぷりのお湯を沸かし、味噌汁程度の塩分(水1リットルに対し塩10gが目安)で塩を加え、パスタを茹で始めます。
- 香味野菜の準備 ニンニクをみじん切りにし、カイワレ大根は根元を落として2cm幅に刻みます。カボスは、皮を薄く剥いて刻んでおきます(白い部分が入ると苦くなるので注意!)。
- ソースのベースを作る 冷たいフライパンに刻んだニンニク、オリーブオイル(炒め用)、アンチョビペーストを入れ、弱火でじっくり火にかけます。ニンニクがきつね色になり、香ばしい香りが立ってきたらOKです。
- マリナーラソースを仕上げる ニンニクに色がついてきたら、トマトペーストを加え、よく炒めて酸味を飛ばします。次に、パスタの茹で汁(お玉1/2杯程度)を加え、ソースにとろみがつくまで軽く煮詰めて火を止めます。
- マンテカトゥーラ(乳化) パスタが茹で上がる直前にソースを温め直し、刻んだカイワレ大根を半量加えます。茹で上がったパスタをフライパンに移し、仕上げ用の良いオリーブオイルを加えて、火を止めてよく混ぜます(これがマンテカトゥーラ=乳化です)。
- 盛り付けと仕上げ 皿にパスタを盛り付けたら、釜揚げシラス、残りのカイワレ大根、剥いておいたカボスの皮を彩りよく散らします。そして、カボスの半身を添えて完成です。
【ご褒美時間】食べた瞬間に広がる秋の味覚
仕上げに添えたカボスを食べる直前にギュッと絞りかけ、一気に頬張ってください!
シラスの塩気と凝縮された魚介の旨味に、カボスの爽やかな酸味と香りが弾ける瞬間がたまりません。そこにニンニクと唐辛子の刺激が加わり、まさに旨味のビッグバン!
簡単なのに本格的な風味は、まさに仕事の疲れなんかふっ飛ぶご褒美パスタです。
**「お小遣いの範囲で楽しむ」**最高の贅沢を、ぜひ秋の夜長にお楽しみください